Interview

専門商社の営業職は
“売り方” が大事

名古屋支店 営業チーム 2022年入社
木村 功太郎

© 2023 NAS TRADING Co., Ltd.

売り方を工夫できる
専門商社の営業に

いろいろな売り方を工夫していける仕事に興味があり、就職活動では専門商社を志望しました。専門商社は扱う商材がある程度決まっているため、“売り方”にフォーカスした営業ができると考えたのです。最終的にナス物産への就職を決めたのは、説明会や選考を通じて出会った人々の人柄に惹かれたところが大きいです。採用担当者や社長、専務と話しましたが、柔らかい物腰で丁寧に話を聞いてくれ、「社員の声に耳を傾けてくれる良い会社」という印象を持ちました。

営業ではステンレスをメインに、アルミニウムなどの鋼材も扱っています。同じステンレスでも「酸に強い、高温に強い」など、さまざまな種類があります。担当しているお客様は鋼材問屋をはじめ、製缶メーカー、食品メーカー、各種設備メーカーなど。最終製品として自動車のメンテナンスに使われるような鋼材も販売しています。営業スタイルとしては既存顧客へのルート営業がメインです。ほかにも休眠顧客の掘り起こしや新規開拓にも一部取り組んでいます。

人とのつながりが
ビジネスチャンスに

営業は人とのつながりが大切です。以前、とあるお客様から当社で扱っている日本冶金工業製の鋼材は「作っている製品の仕様の関係で使用できない」といわれたことがありました。しかし、たまたま別の部署の方に話したところ、使用できないのは実は別メーカーの鋼材であることが判明し、最終的に当社の鋼材を使っていただけることになりました。お客様先の内部に入り込み、担当者以外にもさまざまな方とコミュニケーションをとることが重要であると実感した経験です。

「多くの人と話す機会を持つ」というのは先輩方からもいわれていたことですが、この経験以降、とくに意識してコミュニケーションを取るようになりました。お客様には調達をはじめ、営業、製造などのさまざまな部門でさまざまな方がいるので、窓口の方だけでなく、他部門の方ともできるだけ名刺交換しています。先輩の中には客先の事務職の方と仲良くなり、そこから新しい仕事につなげている人もいます。たくさんの人とつながれるのも営業の面白いところです。

仕事の様子
仕事の様子

売り方を磨くことで
付加価値が高まる

売り方を自分で工夫できるのが、この仕事の好きなところです。成果を上げるにはどういう売り方が良いかを考え、実践し、その結果を検証して、より良い方法を模索していくのが面白いです。鋼材自体は扱っている業者によって性能に大きな差はありません。だからこそ、営業力がものをいう。お客様にとって何が優先順位になっているのかを会話から汲み取り、より付加価値を感じてもらえるような提案をする。それが営業マンとしての自分の付加価値にもなっていくのだと思います。

一方、当社の魅力としては、働きやすい環境もあげられるでしょう。残業はほぼなく、18時くらいには退社しています。社員同士は仲が良く、休みの日に一緒に遊んだりすることもあります。担当を持つようになってからの1年はとにかくお客様に顔を知ってもらうことが活動のメインでした。今後はお客様とさらに深い関係を築いていくことが大切だと考えています。そのためにも、「問屋のお客様と一緒にユーザーを開拓していく」といったことに挑戦していきたいですね。